『笑い事ですよ、こんなもの』
思い、思い出
私だけの胸の裡にあるもの
同じ時を過ごそうと、同じ景色を見ようと
私と貴方の胸の裡にあるものは、決して同じではなく
貴方の姿、貴方の声
私だけの胸の裡にある、貴方
貴方は、だあれ…?
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このページの1行目は『名台詞』シリーズ 各話代表セリフをピックアップ
2行目は 薬売りの口上シリーズ …です よ(のっぺらぼうのみ デュエットですがね)
2分で読めるあらすじはかなりのネタバレです
「解」とは?…個人的解釈でーす ご参考ていどに
よもやま話は「さばさば」記事と被ってます
たまに新奇ページできたら更新履歴にてお知らせします
※口上・あらすじは隠し行になっています。クリックしても何も起きない時は、アクティブコンテンツを許可してください。読めない時は、諦めてください。読めてしまったら、ごめんなさい。
STAFF
監督…中村健治▼キャラクター設定・総作監…橋本敬史
▼音楽…高梨康治▼美術…倉橋隆・保坂有美▼
色彩…永井留美子▼音響…長崎行男▼CG…森田信廣
クレジット 脚本…石川 学
前編:(絵コンテ)うえだひでひと(演出)うえだひでひと(作監)岡 辰也
後編:(絵コンテ)梅澤淳稔、渡辺純央(演出)中尾幸彦(作監)渡辺奈月、袴田裕二
CAST
櫻井孝宏(薬売り)
桑島法子(お蝶) 緑川 光(仮面の男)
真山亜子(お蝶の実母) 竹本英史(退魔の剣、お蝶の亭主)
上村典子(姑) 岡本寛志(義弟) 佐々木亜紀(弟嫁) 福島耕平(奉行)
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2分で読める「のっぺらぼう」
▼以下ネタバレ
梅沢お蝶は、嫁ぎ先の夫をはじめ一家惨殺のかどで死罪を申し渡される。女ひとりでかような大罪を果たせるものか?だがお蝶はいっこうに動じるようすもない。
獄中のお蝶を訪れた者があった。自ら罪人と名乗るその薬売りは、お蝶の不審をよそに惨殺の真相をしつこく尋ねる。
その場へ、面をつけた妖しげな男が侵入し、薬売りの尋問を妨げ、お蝶を牢から連れ去ろうとする。
「出てはいけない。ここにいれば安全だ」謎めいた言葉で二人を牽制する薬売り。仮面の男は不思議な呪術をつかって薬売りの“顔”を奪い昏倒させる。
仮面の男───モノノ怪・敦盛の、温かさが初めてではないと気づくお蝶。彼女は心を開きかけるが、「あの場所」へ戻れという敦盛の言葉に抗う。敦盛は驚きいぶかり、ついに秘めた想いをお蝶に告げ、夫婦になろうと申し出る。今度はお蝶も首を縦にふり、モノノ怪の婚礼が早速挙がる。喜びに溢れる二人。しかしお蝶の母親が現れ、状況は一変する。
人物も出来事も、すべては狐の化かすような儚い幻に過ぎなかった。薬売りの言葉に彼女は押し殺していた本心を取り戻す。
嫁ぎ先でのきつい仕打ちを、彼女はモノノ怪の助けで耐え忍んできた。敦盛は彼女の幻を手伝ったが、それはお蝶を「あの場所」、心の檻に縛りつけた。脆い幻を見失ったお蝶は、再び自分の本心と向きあわねばならなかった。
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