『ぼ、ぼかァー、猫だと思ったんだー!!!』
この世にあるものと あってはならぬもの
呼び合い 融けあい モノノ怪となる…
切る 刺す 抉る 裂き 刻む
刃は鳴る 呼応する
モノノ怪の その名と その姿 その形を得て
事の有り様 真を得て
心の有り様 理を得て
刃は祓う 因果と縁を!
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このページの1行目は『名台詞』シリーズ 各話代表セリフをピックアップ
2行目は 薬売りの口上シリーズ …です よ
2分で読めるあらすじはネタバレです
「解」とは?…個人的解釈でーす ご参考ていどに
よもやま話は「さばさば」記事と被ってます
たまに新奇ページできたら更新履歴にてお知らせします
※口上・あらすじは隠し行になっています。クリックしても何も起きない時は、アクティブコンテンツを許可してください。読めない時は、諦めてください。読めてしまったら、ごめんなさい。
STAFF
監督…中村健治▼キャラクター設定・総作監…橋本敬史
▼音楽…高梨康治▼美術…倉橋隆・保坂有美▼
色彩…永井留美子▼音響…長崎行男▼CG…森田信廣
クレジット
序の幕:(脚本)高橋郁子(絵コンテ)石黒 育(演出)羽田野浩平(作監)桑原幹根、袴田裕二
二の幕:(脚本)高橋郁子(絵コンテ)石黒 育(演出)うえだひでひと(作監)岡 達也、渡辺奈月、渡部穏寛、谷川亮介
大詰め:(脚本)ヨコテミチコ(絵コンテ)石黒 育(演出)カントク(作監)ハシモトさん
CAST
櫻井孝宏(薬売り)
竹本英史(森谷 清、退魔の剣) 岩崎ひろし(福田寿太郎) 稲葉 実(門脇 栄)
佐々木誠二(木下文平) ゆかな(野本チヨ) 沢海陽子(山口ハル)
折笠富美子(市川節子)
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2分で読める「化猫」
▼以下ネタバレ
ところは第二次大戦前の東京。早朝の陸橋で女性の投身自殺が起きた。
死んだ女性、市川節子は新聞記者。地下鉄建設の利権にからむ汚職を追っていた。
実は、なにものかに殺されたのだ。陸橋から落ち電車にひかれた節子。その無念、怨念は異形のものとなって地上に留まり、異界の猫のアヤカシとむすびついて<化猫>と化す。
やがて地下鉄が開通式を迎える。東京市長・福田が主賓をつとめ、祝いの第一号電車に乗り込む。
市川の上司、森谷も取材に来ていた。
同じ電車に、因縁をもつ人々がゾクゾクと乗りあわせる。
節子の死を「自殺」で片づけた刑事の門脇。
聞き込み調査に、証言をためらった主婦ハル。じつは事件当時、愛人と密会中であった…。
事件唯一の目撃者、新聞少年の正男。しかし通りすがりだった彼には刑事の聞き込みも来ず、自分でも重要なこととは思わなかった…。
そして、いい加減な証言ばかりで刑事の思い込みを助長したカフェ店員の、チヨ。
さらに、線路の節子を轢いた鉄道運転士の木下───
彼らが怨念の場に集まったことで、モノノ怪の復讐が幕を開ける。
異界を延々と走りつづける一両電車。閉じ込められ、極限の恐怖を味わう7人の乗客。<化猫>は、みずからと人間たちの因縁を白日の元にさらし、事件の真実と是非を問うのだった。
薬売りの介入をへて事態は収拾を見、<化猫>は滅した。
が、汚職の黒幕であった市長と、実は市長の手先であり、節子に死を下した真犯人である森谷、2人だけが二度と地上へ戻らなかった…。
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